石英ヒーターのプロフェッショナル

神戸市に本社がある有限会社フィンテックは、長年にわたって石英ヒーターなど様々なタイプのヒーターを製造してきた実績がある会社です

この会社は研究や工業の分野で重要となる高温による加熱技術に特化しており、熱風や光による様々なタイプのヒーターを製造しています。

熱風を使うヒーターは1000度までの加熱が可能ですが、光を使うタイプはハロゲンランプの光を集中して1500度まで加熱できます。

最も扱いやすく適用範囲が広いのは熱風を使うタイプで、光を使うヒーターは熱触媒が不要なため真空中の試料も加熱できるというメリットがあります。

有限会社フィンテックが製造しているFHR typeと呼ばれる石英ヒーターは、発熱体にKanthal系の合金が使われています。

このヒーターはハロゲンヒーターと比べると温度の立ち上がりが遅く、単位長さ当たりの放射パワーが半分以下というデメリットが存在します。

しかし放射波長帯が遠赤外域なので紙や布、塗料やプラスチックなどを300度から400度程度に加熱する場合にはハロゲンヒーターよりも適しています。

FHR typeはセラミックス系の遠赤外放射材料と比べて放射特性上も優れており、完全に無害なだけでなく水に濡れても割れたり漏電する心配がありません。

安全性が非常に優れているため、食品の加熱などにも安心して使うことができます。

FHR typeは水平点灯での使用が前提なので、大きく傾けたり垂直に設置したい場合には同社に相談してみるとよいでしょう。

有限会社フィンテックは石英ヒーターのプロフェッショナルであり、顧客からの様々な要望に柔軟に対応してくれます。